COEDA HOUSE
ローズガーデンと建築が出会い、自然と共鳴した空間が生まれる。
設計は、日本を代表する建築家 隈研吾氏。“小さな枝を組み合わせて大きな木のような建築を作りたいと考え、外装にはガラスを用い、鏡でつくられた家具とともにローズガーデンに溶け込むようなデザインとした。ローズガーデンと建築が出会い、自然と共鳴した空間が生まれる”というコンセプトのもと設計をしていただきました。
また、COEDA HOUSE は「集める」という意味を持つ“CO”と小さな枝(EDA)が集まって大きな木を表現していることから名づけられました。さらに、“COEDA” には「木の下に人々が集う」という意味も込められております。
建築工法について
木材に鉄筋を通して樹脂で固定することで耐力を発揮する『拡張樹脂アンカー工法』を使用しました。建物内に釘が見えないのはそのおかげです。
樹齢800年のアラスカヒノキを49層積み上げ、建物の構造を支える柱は1500本使用しています。短いもので80cm、長いもので12mの小さな木を積み上げられた姿はまるで大きな1本の木のようです。床に使用しているのはアフリカケヤキ。
切り出した木をそのまま使用(=無垢材)しているので、木のぬくもりや、香りが直接伝わってくるのが特徴です。