ACAO SPA & RESORTが参画する「PROJECT ATAMI」、
アートの祭典「ATAMI ART GRANT 2022」を開催
ACAO SPA & RESORT 株式会社(静岡県熱海市 代表取締役会長CEO:中野善壽)が参画し、2021年に発足した「PROJECT ATAMI」は、熱海の魅力をアートにより再発見することを目指したアートプロジェクトです。「PROJECT ATAMI」の柱のひとつ、若手アーティストの制作活動支援を目的とした取組「ATAMI ART GRANT 2022(アタミ アート グラント 2022)」は、2022年6月17日(金)~2022年7月31日(日)までの期間、「渦 – Spiral ATAMI」をテーマに、熱海の街に彩りをつくるアーティストを公募、8月中旬をめどに30組の認定者を発表いたします。
審査員は、建築家・隈研吾氏をはじめ、アートやデザイン領域の第一線で活躍される方々をお迎えいたします。また、認定者には、制作費・熱海滞在費として1組につき20万円(税込)を贈呈され、およそ2ヶ月間をかけて、熱海をテーマとした作品を制作いただきます。認定者によって制作された作品は、本取組に共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、2022年11月3日(木)~2022年11月27日(日)の期間、ACAO FORESTを含む熱海市内において広く展示を行います。なお、本イベントのキービジュアルは、アートディレクター・河野未彩が制作しました。昨年から始まった「ATAMI ART GRANT」が生み出すエネルギーの波、熱海の街に散りばめられた流れゆく彩り、アートが捉えた求心力や拡散力、これらを「渦」に変えていく様子を表現しました。当社は、本取組を通じて、アーティストが滞在中に感じたモノ・コトを表現する「場」を、熱海を訪れる方すべてに感性を揺さぶる「体験」を提供し、熱海の新しい魅力発見に取り組んでまいります。
Contents
【ATAMI ART GRANT 2022 開催概要】
公募期間 | 2022年6月17日(金)~2022年7月31日(日) |
募集アーティスト | 30名 (作品制作費・滞在費として20万円を贈呈します) |
選考発表 | 8月中旬 |
制作期間 | 2022年9月~10月 |
作品の送付 | 2022年10月末日まで |
展示期間 | 2022年11月3日(木)~2022年11月27日(日) |
応募方法 | オンラインより http://atamiartgrant.com/ |
■応募資格
- PROJECT ATAMIの想いに賛同し、意欲的に関わってくださるアーティスト、クリエイターなどあらゆる表現者
- 個人でのお申込みも、グループ、ユニットでのお申込みも可能
- 年齢・国籍・実績は不問
■応募条件
- 2022年9月~10月に熱海にて滞在制作が可能であること
※展示場所や作品のスタイルによっては、郵送が可能な場合もあります。別途ご相談ください。
①応募資格の条件を満たし、応募に必要な情報(以下参照)をご提供いただけること
②参加動機
③実現したいアイデア、作品の詳細(800字以内)作品プランのスケッチ、参考作品画像など 応募するアイデアのイメージ/世界
観などがわかるもの
【受賞作家・公開展示について】
名称 | ATAMI ART GRANT 2022(アタミ アート グラント 2022) |
会期 | 2022年11月3日(木)~2022年11月27日(日) |
会場 | ACAO FOREST 他 熱海市内各所(調整中) |
主催 | PROJECT ATAMI実行委員会 |
※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
※作品の出展にあたっての規約等は、選考発表時にご連絡します。
【PROJECT ATAMIについて】
PROJECT ATAMI(主催:PROJECT ATAMI実行委員会)は、熱海の魅力をアートにより再発見し、目にみえる形にすることで、それを体験し、楽しんでいただくために生まれたプロジェクトです。双方向の学び合い、自発的な発見があるようなできごとをつくっていきます。また、五感で感じるリアルな体験が、記憶に残るようなプロジェクトになればと考えています。滞在制作型プロジェクトである「ACAO ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする仕組み「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。
【審査員について】
50音順・敬称略
襟川 文恵(えりかわ ふみえ)
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 / 横浜美術館 経営管理グループ 渉外担当リーダー
石油系商社、生命保険会社、婚礼装花企画会社、茶道家元事務局での勤務を経て、2005年9月から森美術館でディベロップメント業務を担当。同館の個人・法人のメンバーシップ運営に携わる。2013年4月から現職。ファンドレイジング、外部(個人・法人・団体)との連携事業企画などを展開するかたわら、町の文化インフラとして「人々の暮らしに必要な美術館」を目指して活動中。
來住 尚彦(きし なおひこ)
アートプロデューサー、演出家
1985年、早稲田大学理工学部卒、株式会社東京放送ホールディングス(株式会社TBSテレビ)入社。「赤坂BLITZ」「赤坂サカス」の企画立案、プロデュースを行う。 2015年、一般社団法人 アート東京 設立。東京、京都、大阪など日本各地のアートフェアでプロデューサーを努め、日本のアートマーケットの発展、芸術文化の振興を目的とし、アートを軸に様々な事業を企画、制作する。様々なテレビ番組や舞台、イベント、コンサート、音楽ソフトのプロデューサー、演出家として活動する他、地方自治体や行政機関のブランディング等を手がける。
隈 研吾(くま けんご)
建築家、東京大学特別教授・名誉教授
1990年隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで30か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その⼟地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。
施井 泰平(しい たいへい)
スタートバーン株式会社 代表取締役、株式会社アートビート 代表取締役
1977年生まれ。少年期をアメリカで過ごす。東京大学大学院学際情報学府修了。2001年に多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、美術家として「インターネットの時代のアート」をテーマに制作、現在もギャラリーや美術館で展示を重ねる。2006年よりスタートバーンを構想、その後日米で特許を取得。大学院在学中に起業し現在に至る。2020年に株式会社アートビート代表取締役就任。講演やトークイベントにも多数登壇。
中野 善壽(なかの よしひさ)
東方文化支援財団 代表理事
1944年生まれ。伊勢丹入社後、1973年 婦人服専門店鈴屋に入社し代表取締役専務など歴任。1992年 台湾に移り中国力覇集団百貨店部門代表就任、2002年 遠東集団董事長特別顧問及び亜東百貨COO就任。2011年 寺田倉庫社長兼CEOとなり、拠点である天王洲アイルをアートの力で独特の雰囲気、文化を感じる街に変身させた。 2015年 中華民国(台湾)文化部国際政策諮問委員(顧問)就任し現任。2019年 寺田倉庫を退社、同年 地域や国境を超えた信頼感の醸成をはかり東方文化を極めたいというビジョンを持ち東方文化支援財団を設立、代表理事を務める。近著に 「ぜんぶ、すてれば(ディスカバー21)」、「孤独からはじめよう(ダイヤモンド社)」 など。
南條 史生(なんじょう ふみお)
美術評論家
慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」「アートを生きる」など
【ACAO SPA & RESORT について】
創業 60 年余り、2021 年 10 月 20 日に生まれ変わった ACAO SPA & RESORT は、静岡県熱海市に根差す統合型リゾートです。全室オーシャンビューの HOTEL ACAO をはじめ、風光明媚な⼤⾃然が織りなす地形を活かした ACAO FOREST の運営、70 万㎡の土地を最⼤限に活かした不動産事業に取り組んでいます。また、「東洋のモナコ」と称される熱海の魅力を、現代アート作品を通じて伝えるイベントや、若手アーティストの滞在型創作活動の支援プログラムの実施・発信を通じた地域全体の活性化、文化と芸術が育つ新たな文化圏の醸成を行っております。
社名 | ACAO SPA & RESORT株式会社 |
代表者 | 代表取締役会長CEO 中野善壽 |
所在地 | 〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993-250 |
設立 | 1970年6月 |
URL | https://acao.jp |
【報道関係者お問い合わせ先】
ACAO SPA & RESORT 広報室 E-mail pr@acao.co.jp